2022 December
コロラド大学の(University of Colorado)のScott Kupferman先生をお招きして、森田ゼミと合同ゼミの形で教育において身体的・心理的障害を克服しながら皆が同じように学ぶことができるためのテクノロジーの役割とその存在意義についてのお話を伺いました。その後ゼミ生からは英語で多くの質問が出されましたが、Kupferman先生は自分自身がApple ComputerやGoogleをコラボされた経験をもとに一つ一つ丁寧に答えられました。また両ゼミ生が英語で研究発表を行い、Kupferman先生も含めて活発な議論が行われました。所沢キャンパスの教室がアメリカの大学のようになった1日でした。
2022 September
9/16からの2日間、長崎でゼミ合宿が行われました。台風の影響により1日短くなってしまいましたが、長崎西高校で実施されている探究授業について学ぶフィールドワークを始め、グラバー園の旧スチイル記念学校会議室をお借りしてグループで話し合って発表を行なったりと、学びもあり楽しさもあり、あっという間の2日間となりました。ゼミ生同士の仲もより深まりました
2022 September
井上先生がアルメニア・Yerevan大学主催のヨーロッパ教育学会(ECER)にて”What Really Drives Teachers Doing Japanese Lesson Study?: Promoting Students’ Non-cognitive Development in Academic Lessons”という題目で研究発表(オンライン)を行われました。発表後は参加者のスペイン・コソボ・ドイツなどの研究者たちから質問が出され活発なディスカッションと有意義な研究交流になったということです。
2022 August
井上先生、前田菜摘先生、ゼミの大学院生のチームがゼミの博士課程在籍のWitchayada Nawanidbumrungさん(=Monさん)が共同研究を行っているタイ・バンコクのチュラロンコーン大学を訪問し、大学の附属中学を訪問してその後教育学部の先生方と研究交流を行いました。その後カセツアート大学にてお互いの研究の研究交流のためのシンポジウムに参加し、早稲田側はLesson Studyやキャリア教育についての研究プロジェクトの発表を行い、カセツアート大学の研究者や大学院生と英語で活発なディスカッションを行いました。バンコクはとても活気が溢れるハイテクな街で、出会った方々はとても暖かく親切で、美しいスマイルが印象的でした。
2022 August
井上先生が日本看護学教育学会第32回学術集会にて「看護教育とアクション・リサーチ」という題目で招待講演をされました。アクション・リサーチについて分かりやすく紹介されたあと、看護の分野でアクション・リサーチを行ったゼミのeスクールゼミ卒業生のケースを紹介され、看護教育におけるアクション・リサーチの可能性について論じられました。
2022 July
井上先生がスペイン・アリカンテで開かれた国際学会Psychology of Mathematics Education (PME)にて研究発表をされました。発表のタイトルは"Looking into the non-cognitive dimension of mathematics teaching"でした。学会の前にはエクスーマルセイユ大学のProf. Maria Impedovo、ケンブリッジ大学のProf. Pete Dudley、Prof. Elaine Wilsonを訪問されて研究提携のための研究協議を行なわれました。
2022 June
都内にあるアートスクールISCA TOKYOをゼミ生が訪問して、既存の枠にとらわれない自由な発想でアートをクリエートすることを教える児童クラスやそこで実施されているリサーチについて話を伺って研究交流を行いました。ISCA TOKYOは欧州最大の芸術大学であるロンドン芸術大学(University of the Arts London)の付属校として設立されたISCA (International School of Creative Arts)のサテライトスクールで、様々な形で革新的な教育実践を展開されて来ています。詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。
2022 May
井上先生の論文がイギリスの学術誌Teacher Developmentに掲載されました。論文のタイトルは"Linking theories and actions-in-practice: infusing N=1 action research projects into educational psychology courses"で、アクション・リサーチにおける理論の役割についての研究を論じたものということです。詳しい内容については以下の画像をクリックして下さい。
2022 April
井上先生がサンディエゴで開催されたAmerican Educational Research Association (AERA)の年次大会に参加され、その後サンディエゴ大学・デンバー大学などを訪問され多くの研究者と交流されました。今回はコロナのためにゼミ生の参加はありませんでしたが、ゼミ室にはお土産としていただいたアメリカンテイストのクッキーやチョコレートが並びました。
2022 April
今年度春学期は井上先生が特別研究期間(サバティカル)に入られるため、3年生のゼミはフューチャーインスティテュート代表取締役の為田裕行先生と井上研究室助教の前田菜摘さんに一コマづつ担当していただいています。2人ともリソースに溢れた学生思いの素晴らしい先生です。お二人のご経歴については、以下の写真をクリックして下さい。
2022 Mar
3/26に卒業式が行われました。井上ゼミからは第4期生として学部生11名(通学生9名・eスクール生2名)が無事卒業しました。これからは早稲田大学で培った学びをもとにそれぞれの新しい場所で活躍していくことになります。卒業式の後では早稲田キャンパス3号館に集まってみんなで記念撮影を行いました。名残惜しいながらも喜ばしい華やかな1日になりました。
2022 Mar
米国Bookings Institutionsの研究員でケンブリッジ大学のInternational ScholarであるAdam Barton氏によるオンラインの講演(Open Seminar)が井上先生の司会により行われました。講演のトピックは"21st century educational reforms: Lessons from cross-country research on the challenge of educational innovation"で、21世紀型社会に対応した教育イノベーションを社会実装する上で、その成功と失敗の明暗を分けるファクターについて世界各地にまたがるインターナショナルなリサーチをベースに議論が行われました。オーストラリア、タイ、台湾など世界各地からの参加者の中に混じってゼミ生もセミナーに参加して、Q&AとDiscussionのコーナーでは積極的に質問していました。
2022 Jan
井上ゼミの卒論・卒論構想発表会が行われました。今年もコロナ第6波の影響でオンラインでの実施になりましたが、様々な卒業研究と卒論構想が発表されました。社会人であるeスクール生、大学院生、そして4月よりゼミに新しく入る2年生も含めて午前中から夕方まで熱い議論が交わされ、教育システム開発やアクション・リサーチについて多くの学びやリフレクションが得られた卒論・卒論構想発表会でした。今年度の卒業生による研究テーマはこちらをご覧ください。